2016年4月 平成28年度入学式

2016年4月3日(日)13:00~
電気電子情報通信工学科新入生:121名

2016年4月3日
平成28年度「理工学部・大学院理工学研究科 入学式」が開催されました。

 

160403001.jpg

 

理工学部全体の「理工学部・大学院理工学研究科 入学式」が13:00より5号館アリーナで開催されました。

160403002.jpg

理工学部・理工学研究科入学式での酒井正三郎学長式辞

 

 

160403003.jpg

理工学部・理工学研究科入学式での石井靖理工学部長挨拶

 

全体での入学式を終了した後、会場を移動して各学科別の入学式及び学科紹介が執り行われました。
日時:2016年4月3日(金)14:30~
会場:中央大学理工学部校舎5号館5333号室

160403004.jpg

電気電子情報通信工学科入学式で挨拶される竹内健教授

 

 

160403005.jpg

 電気電子情報通信工学科入学式で挨拶される白井宏教授

 

 

160403006.jpg

来賓挨拶(飯塚信市同窓会長)

 

 

160403007.jpg

教職員紹介①

 

 

160403008.jpg

教職員紹介②

 

 

160403009.jpg

教職員紹介③

 

 

160403010.jpg

クラブ紹介①

 

 

160403011.jpg

クラブ紹介②

 

 

160403012.jpg

クラブ紹介③

 

 

160403013.jpg

クラブ紹介④

 

 

160403014.jpg

クラブ紹介⑤

 

  同窓会長の入学式祝辞要旨

ご入学の皆様、またご父兄の皆様、本当に、ご入学おめでとうございます。私は、中大電気同窓会の会長をしております、昭和47年卒の飯塚信市と申します。ここのところ、冷え冷えとした日が続いていましたこともあり、小雨もぱらつくものの、まだ桜は満開状態で、皆様を祝福しております。
中央大学は、明治中頃に創立された130年の歴史を有する、元々法律を学ぶための学校でしたが、敗戦間近の昭和19年、諸般の事情から中央工学校という工学系専門学校が作られ、戦後、この専門学校を母体として、昭和24年に、中央大学工学部電気学科が創設され、以後、電気電子学科、電気電子情報通信学科と名前を変えて現在に至り、今年で創立66年を迎え、総勢9000名を超える本学科卒業生を擁する訳であります。
さて、皆さんは、これから本学科の授業に臨む訳ですが、大学教育のレベルはなかなか高いものがあり、皆さんの全てが完璧に理解できるレベルであるとは限りません。でも、誰かが理解できない事項は、きっと、他の多くの皆さんも理解できない事項の筈です。なぜなら、入学試験をパスした現時点における皆さんの偏差値は、ほぼ同等だからであります。しかも、大学における成績評価は絶対評価であって、小学校や中学校のような相対評価ではありません。特定の学生が多数の「優」を取ったがために、他の学生の「優」取得が制限されると言ったものではありません。つまり、皆さんは互いにライバルではなく仲間なんです。であればこそ、皆さんは、理解できない事項については、互いに協力し合って、皆で議論を交わしながら、解決すればよいのです。そうして、議論を重ねる中で、仲間同士の信頼関係も深まり、一生の友人を獲得するやも知れません。
それでも理解できない事項については、先生方に教えを請うこととなるでしょう。このとき、はじめて、年の離れた先生方(大人)と交わって、必要な事項を聞き出すためのテクニックが要求されます。先生方とはいえ、いつでも質問オーケーという訳ではないでしょう。また、直接の疑問点をいきなり投げかければ、相手は戸惑ってしまいます。また、自分の理解度乃至能力を相手に正確に伝えなければ、先生方も、回答のしようがありません。したがって、先生方から教えを請うと言うプロセスを繰り返すことにより、一定の能力が身につきます。この能力こそが、企業が新入社員に求めるコミュニケーション能力に他なりません。
皆さんが、互いに助け合って、あるいは、先生方の指導を受けながら、技術者として必要な知識や応用力、さらには、社会人として必要なコミュニケーション能力を身につけ、有意義な学生生活を送られた上で、意気揚々として社会に巣立って行かれることを心から願って、同窓会長の祝辞とさせていただきます。
ご静聴、ありがとうございました。

 2016年4月3日 中央大学理工学部電気電子情報通信工学科
同窓会会長 飯塚 信市