2007年2月 平成18年度修士論文発表会が開催されました
2007年2月24日(土)9:00~17:30
日時:2007年2月24日(土)9:00~17:30
会場:中央大学理工学部校舎6号館3階6301号室・6302号室
発表者:40名
≪同窓会賞とは≫
同窓会賞は、同窓会審査員が統一された「審査チェックリスト」に基づき、下に示す独自の視点により、修士論文の発表を審査し選定したものであり、修士論文内容の学問的価値あるいは当該院生の修士課程での成績等を考慮したものではありません。
研究の「先行性」、「新規性」に対する審査員の期待は大きく、更に「先進性」に発展して欲しいとの期待が高い。
審査員は同窓会会員で構成され、本年度は1会場6名で2会場の合計12名で当り、その他に卒業生による聴講者が6名参加いたしました。
尚、今回の発表で、先行性や新規性の期待に沿ったものであったにも拘わらず、残念なことに質疑応答の場面でのトラブルやレジュメの作成基準を逸脱している初歩的なミスがあった。
審査員の合議において、止むを得ず「特別賞」とした。
今後はこのような初歩的なミスやトラブルを起さないように各研究室は情報の共有化を図って欲しい。
【審査員】(50音順)
6301号室:天野浩志、飯塚信市、内山修、菅原正人、林正博、門原健男
6302号室:秋田隆史、礒野正洲、滝瀬忠、田中晴雄、田伏良雄、菱沼一夫
【優秀賞】
下記の観点から、修士論文発表を審査し、審査員が合議の上で優秀な論文を優秀賞とします。
- 研究の背景や目的が明確に述べられ、発表態度に好感が持てたか。
- 説明や図表が聴講者に分かりやすく纏められていたか。
- 発表者のオリジナリティが明確に述べられ、残った課題や将来性について言及していたか。
本年度は優秀な発表が多く、4点に絞ることが困難であったので6点を優秀賞として選定した。
選定された6点に選定順位はありません。
【アイコンテクノ賞】
同窓会賞の主旨に賛同し寄付を戴いたアイコンテクノ株式会社代表により優秀賞対象の発表論文の中から選定された論文であって優秀賞との優劣はありません。
協賛社名
- アイコンテクノ株式会社(URL: http://www.aikon.co.jp/ )
≪審査員および聴講者≫(50音順、敬称略)
【特別賞】
優秀賞には届かないものの、研究内容に特徴があり、同窓会として、実用面から研究の将来性に期待
したい研究発表にこの賞を与えます。
≪優秀賞≫
音居謙吾君(白井研)
テーマ:改良SBR法を用いた高周波帯における電磁波伝搬解析
木村崇君(篠田研)
テーマ:無線PAN環境における自律分散型FullMeshBluetoothSscatternet構築手法の提案
霜山渉君(築山研)会員
テーマ:統計的静的遅延解析手法の高速化とその性能評価
原佑輔君(國井研)会員
テーマ:遠隔操縦ロボットのためのネットワーク分散型可変構造システムアーキテクチュアに関する研究
和田勇輔君(高窪研)
テーマ:抵抗の温度依存性を用いた低電圧参照電流発生回路に関する研究
≪アイコンテクノ賞≫
原康之君(杉本研)
テーマ:オンチップVCO回路における結合インダクタによる帰還信号を用いた位相雑音の低減手法に関する研究
≪特別賞≫
丸山晃市君(庄司研)
テーマ:SiCの非線形光学定数の精密測定
6301号室の審査員の皆さん(休憩時間)
6302号室の審査員の皆さんによる審査風景
修士論文発表風景